2008-01-01から1年間の記事一覧
サンタ行事はなかったし 読まれることのない手紙は目覚めてひとりこっそり捨てた。信じたいから信じてたちいさく強いわたしの意志。幼いころの十年間 あなたを住まわせたこころのひと部屋は 今も暖かく明るいのです。
やさしさばか。 ことし出逢った好きな言葉です。
親になる。子である。おとなになる。 それらは点で起こることじゃなく、 宙で選んだ子宮から続く己のこの道で、 他者から初めて与えられ、 太ったり痩せたりしながら肉にして 共に歩いていくものなんだ。
寒くないですか? お母さん。 わたしはあなたであたたかです。
さみしいですか? お父さん。 わたしはあなたでできています。 年末年始でまた帰るから。
あなたを想うことが世界を想うこと あなたを想うことが未来を想うこと
この人生、もしや自分が主人公ではないな、と気づき何かが育っていく。
内にある善し悪しすべてと出逢う覚悟ができたとき、 初めて探しにゆけるもの。 それが自分。
雨が落ち葉のスタンプを 地面にプリントしていった。
慶び事も悲しき事も、 出逢い別れや不穏や安住、 どの瞬間も 家族の肖像。
盛りを過ぎた色濃い紅葉、短冊飾りを思い出す。願いを込めて散りゆく枯葉、ひとはらひとはら大地へ還りいずれ新しい地球と成る。
寒空に吐く白い息が空に一瞬の書を残す
いっぱいって100のこと! 100ってとにかくいっぱいのこと! 数のしくみを知るよりも前、そんな方程式で生きていたころ、 世界はいつも美しく、わたしたち、ちゃんと真理を知っていたよね。
99が100になる。 9が10になるよりも炸裂パワーで変化する。 999が1000になるよりは何処かひっそり現実的に。 99は優しく強く、1を成す無数の点を教えてくれた。
新しいことを言おうと思う。新しいことを言えたと思う。皆が。優しいことを言おうと思う。優しいことを言えたと思う。皆が。新しいこと優しいことはありふれて尊い。そんな流星群で宇宙の隙間を埋め尽くせ。
瞳を守る涙の膜は、好きな人で出来ている。 だから雲に花に木々に色々に貴方の顔が滲んで見える。
自分の紡いだことばを、うたがうよちも ないほどに 成れ。
まずは問おうよ、 あのねのね(彼の根の根)。そして答える、 おのれのね(己の根)。
偉大なるヒントはいつも子供の遊びのなかに。
幼い子らにせがまれて、 なぞなぞの問題をいくつも考える。 その作業に、 世界を見る目の真新しい角度 みーつけた。
昨日の空を駆けていた 羊たちの大群は、 今日は宇宙のどこいらを 笑って駆けているのだろ。
言葉に表情が宿るなんてのは例えではなく、 この言葉を紡ぐのに、人から受け取ったものがあった。 今日の言葉にあなたが宿り、 明日の言葉にだれかが宿る。
開眼すべきは背中の目
ひとつの神を描く人は その御姿に、万人にある神聖を感じ畏れて描いている。ひとりの為に生む人は その命に、何千何億の灯を感じ暖められている。ひとりを愛し続けた人は その愛で、永遠(とわ)を知ってることとなる。
姪の十になる誕生日に降り出した雨 未だやまず、勢いさらに増している。幾ら祝福しても足りない想い。いったい誰が降らしているのかしらん。未来のどこかで貴女と出逢う 特別な人からのラブレター?
動機が愛情なのであれば、失敗したっていいんじゃないか。
人は見つめている方向にしか歩いていけない。 ゆえに見るが己の歩む道。 意志を持って見たいものを見る。 必要なことは見えてくるから。
かわいいかわいいかわいいに 添えておきたい リスペクト
覚えているから在る新鮮さ。 経験という素材が成す滋味。
今日 笑えてる 自分が 愛しい!