2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
ぬか床をかきまわすのも、 ときどき風邪をひくことも、 おんなじくらいたいせつかもなぁ。
寒の内こそ雨暖かく、 傘越しに花開いた梅を見つけた。
「じぶんのできる範囲でするということこそが、 君が君に課している“ちょっとの努力”をすることなんだよ」爪先立ちしてた踵、地面に降りる。そうだ、自分の場所を踏みしめなくっちゃね。
わたしの祈りがほんとうに形になって 守りたいものを守れたらいいのに。 必要なら毛布になって。 必要なら屋根になって。 必要なら光になって。
心許ないわたしだけれど、自分ひとりの夕飯に紫蘇の葉ちらした納豆に、あじ、餃子スープとポテトサラダを用意していた。チョット自分を信じられる気がした。
君がふと思い出し笑いしちゃうような、 わたしはそんなおばちゃんでいたい。
夏にトウモロコシを焼いた網で、 この冬あなたは餅を焼いてくれました。 結婚して丸3年。砂糖醤油を絡め焦がしてイタダキマス。
ゴミ収集の音に飛び起き、寝間着のまんま外に飛び出す。 意外に寒くなかったよ。 2009年大寒の朝。関東ほんの一点の、けれども確かな裸の実感。
朝一番の白い吐息を 雲の化身に見立てて泳がす。 今日という大海原で おはよう、じぶん。
ちょうど良い分の陰が、かくれんぼうには必要で、 ちょうど良い分の寒さが、春をじょうずに隠してる。
便りがないのはいい便り。 そういう言葉もあるわけで、と冬空見上げて力む丹田。 想う人の幸、祈り祈って、わたしの命が強くなる。
冷たい空気を自転車で切れば、肌はピリリと凍るよう。 見上げた綺麗な青空に、氷を弾いてにやけ顔。 小寒 次候の水泉動は、地中じゃ凍った泉が動き始める頃を表す。 寒中お見舞い申し上げます。
お正月の引力も徐々に弱まり青空に雲が少し多くなった。 二〇〇九年雨の日も笑みを浮かべていられるか。 この腹をどんな気持ちで満たすのか。 昨晩の七草粥から立ち昇る幸福な湯気を思い出し、 己の帯を締め直す朝。
今年初めのランドセル 背中に揺らした子らに混じって 歳神様も門松ぬけて 「ただいま!」言っておうちへ帰る。おかえりなさい。2009年もよろしく!